遅延損害金
商品やサービスの購入にクレジットカードを使った場合、クレジットカード会社がまず加盟店にその購入代金を支払い、消費者はその後、クレジットカード会社に利用代金を支払うことになります。
よって消費者は支払い方法に応じて、定められた期日までに、決済口座にその代金を入金しなくてはいけません。
しかし期限までに支払わず遅延した場合、損害賠償としてそのクレジットカード会社に支払わなければいけない金額のことを「遅延損害金」といいます。
なお遅延損害金は、契約時点でクレジットカード会社と消費者との約束がなければ、勝手に徴収できなくなっています。
会員規約などに定められていますので、一度確認してみると良いですね。
また遅延損害金には利息と同様に制限があります。
上限の金利が定められているため、法外な利息を求められることはありませんが、クレジットカード会員の最低限のマナーとして、期日までには忘れずに代金を支払うようにしましょう。
何度も支払期日に遅れてしまうと、遅延損害金を支払うばかりでなく、信用が損なわれ、今後クレジットカードの利用ができなくなる可能性があります。
そうしたことにならないためにも、支払期日をきちんと守るようにしましょう。