三者間カード
クレジットカードは信用を基本に、クレジットカード発行会社、カード会員、カード加盟店の三者がお互いに責任を分かち合う形で成立しています。
カード会社は加盟店と「加盟店契約」、販売店はカード会員と「売買契約」、カード会員はカード会社と「斡旋契約」をそれぞれ結んで取引されています。
このような関係を「三者間契約」といいます。
「三者間カード」とは、そのクレジットカード発行者、カード会員、カード加盟店の三者によって構成されるクレジットカードのことです。
これに対し、百貨店、スーパーなど小売業者が自社で発行している「ハウスカード」は、発行者と加盟店が同一であるため、「二者間カード」と呼ばれています。
現在では多くの大手クレジットカードが「三者間カード」という形態をとっています。
「三者間カード」は二者間契約のクレジットカードのように発行会社だけではなく、それ以外の販売店やサービス提供店でも利用できます。
「三者間カード」のメリットは、このように特定の店だけではなく、いろいろな加盟店で利用できるところです。
よって多くのクレジットカードがこの「三者間カード」という形態をとっているのですね。
より多くの加盟店で利用したい場合はこの「三者間カード」がおすすめです。